レーズンの成分や効能

レーズンはドライフルーツの中でも人気があり、よく親しまれている食べ物の1つですね。レーズンは、天日、もしくは熱風などの人工的手法により乾燥させたブドウの果実であり、干し葡萄とも呼ばれています。一般的なイメージとして、レーズンは健康に良いという印象を持つ方は比較的多くいらっしゃると思いますが、まさにその通りで、レーズンには身体に良い成分が多く含まれています。そこで今回は、レーズンにはどのような成分や効能が含まれているのか説明していきたいと思います。

私たちがよく食べているレーズンのほとんどがカリフォルニアレーズンで、甘みとほのかな酸味も感じられるレーズンです。まず、レーズンは約70%の果糖・ブドウ糖を含み、効率の良いエネルギー源となります。朝食やスナックとして食べることが多いかと思いますが、アメリカでは、スポーツ時の栄養補給食品として食されていたり、保存性が高いことから緊急時の常備食としても最適とされていたりします。

また、近年の研究より、レーズンは健康に役立つ栄養成分がバランス良く含まれ、癌や心臓病などの生活習慣病のリスクを低減する成分が含まれていることが分かってきました。その1つが抗酸化物質であり、この物質が生活時習慣病やアルツハイマー、パーキンソン病などの予防に有効とされているのです。他にも、不足しがちなカリウムやカルシウムなどのミネラル分をバランス良く含んでおり、食物繊維も多く含まれています。原料がブドウであるため、酒石酸やポリフェノールも比較的多いです。

そして、先ほどレーズンの多くはカリフォルニアレーズンであるとお伝えしましたが、レーズンには、他にもいくつかの種類があります。例えば、オーストラリア産のサルタナレーズンは、ブドウ本来の甘さを適度に味わえます。あまり聞きなれませんが、カリーナカランツは粒が小さく酸味が強いという特徴があります。それぞれのレーズンに味や形状の違いが見られますので、食べ比べしてみてもいいかもしれませんね。

そしてレーズンは、そのまま食べても美味しいですし、レーズンパンとして食べたりヨーグルトに混ぜて食べたりしても美味しいですよね。様々なバリエーションで食べることができるので、飽きる心配はなさそうです。また、1日の摂取目安は80g程度(120〜140粒ほど)と言われていますので、毎日のバランスの良い食事にプラスしてみると良いかもしれません。レーズンで美味しく健康的な食事を楽しみましょう。

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2022.12.13 09:49 | 豆知識