ダイエットにも効果的!マカデミアナッツの栄養や健康効果を解説!
ダイエット中に小腹がすいたときにはアーモンドなどのナッツ類を食べるという人は少なくないでしょう。ナッツは体つくりに欠かせない良質な脂質(不飽和脂肪酸)だけでなく、食物繊維も多く含まれているため、理想的なおやつです。
今回はそんなナッツ類の中で、「マカデミアナッツ」の栄養や健康効果などを紹介していきます。
マカデミアナッツの主な栄養素
- オレイン酸
マカダミアナッツには、特に良質な脂質(不飽和脂肪酸)であるオレイン酸が多く含まれています。
オレイン酸は悪玉(LDL)コレステロールを抑制する効果があると言われており、高コレステロール値を下げる効果を期待できます。動脈硬化や心疾患を予防する効果や、生活習慣病を予防する効果があります。
- パルミトレイン酸
オレイン酸同様、不飽和脂肪酸の一つである、パルミトレイン酸はナッツ類の中ではマカデミアナッツにのみ含有されています。
パルミトレイン酸を適度に摂取することで、動脈硬化や心疾患を予防する効果が期待でき、他にも血糖値を下げる効果があると言われています。
- タンパク質
マカデミアナッツには100g当たり7gから8gのタンパク質が含まれています。
タンパク質は筋肉の維持に必要な大切な栄養素で、ダイエット中は特に摂取量が減りやすく意識的に取りたい栄養素です。
タンパク質を意識して摂取することで筋肉が落ちにくくつきやすい体になり、痩せやすい体になります。
- ビタミンE
ビタミンEは脂溶性ビタミンの1種で、体内の脂質の酸化を防ぐ効果があります。脂質の酸化を防ぐことで、動脈硬化や血栓の予防、高血圧の緩和などの効果が期待できます。
ビタミンEを摂取することで、肌のバリア機能を安定させる効果もあるため、紫外線などの外的刺激から肌を守ってくれます。皮膚の新陳代謝を高める効果もあるため、肌のターンオーバーが促され、シミ・ソバカスへの改善効果も期待できます。
- 食物繊維
マカダミアナッツには整腸作用のある不溶性食物繊維が100g中6.2g入っています。マカデミアナッツ100gにはキャベツ約1/4個分に含まれる食物繊維相当が含まれているということになります。
マカデミアナッツを食べることで得られる健康効果
- 便秘改善
腸内環境を改善してくれる不溶性食物繊維だけでなく、腸内の便の動きを改善してくれる不飽和脂肪酸が豊富に含まれているため、継続して食べることで腸内環境が改善されやすくなります。
- コレステロール値の低下
マカデミアナッツに含まれている、オレイン酸やビタミンEによって悪玉コレステロール値を下げる効果が期待できます。
特にオレイン酸は熱にも強いため、料理などに使用しても効果が下がらないため食べ方を工夫して継続して食べることが可能です。
- 動脈硬化・心疾患の予防
オレイン酸・パルミトレイン酸、ビタミンEなどが豊富に含まれているため、動脈硬化や心疾患の予防効果が期待できます。他にも動脈硬化と併発しがちな高血圧なども予防・改善する効果も期待できます。
- 美肌効果
ビタミンEやタンパク質が多く含まれているため、健康的な肌を生み出す手助けをしてくれます。特にビタミンEを摂取することによって、肌の環境が安定しやすくなります。
まとめ
マカデミアナッツを間食などに上手に取り入れることによって、美容効果や健康効果があります。ナッツ類なので少しカロリーは高めですが、スナック菓子よりも良質な栄養素を摂取しやすいので、日々の生活にマカデミアナッツを取り入れてみてくださいね。